技術サポート
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設置ガイド
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センサー水栓の設置、接続、設定方法について、詳しい手順と説明をご提供します。
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トラブルシューティング
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センサー水栓に発生する可能性のある不具合や故障、問題の特定と解決をサポートします。
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メンテナンスの推奨事項
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長期的な信頼性と性能を維持するために、センサー部品の定期的な清掃や点検を含む、メンテナンス方法をご案内します。
取付説明書
■ センサー水栓の取付けに関する一般的なガイドライン
以下は、センサー水栓の設置に関する一般的な手順です。ただし、ブランドやモデルによって仕様が異なる場合がありますので、ご購入いただいた製品の取付説明書を必ずご確認の上で作業を行ってください。
1. 使用する工具・資材の準備:
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ドライバーまたはレンチ
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モンキーレンチ(水道管の接続用)
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シールテープ(漏水防止用)
2. 水の供給を止める:
設置を始める前に、主給水バルブを閉めて水の流れを完全に止めてください。
3. 既存の水栓を取り外す:
ドライバーやレンチを使用して、既存の水栓と給水配管を取り外します。
4. 設置場所の準備:
シンクを保護するため、スポンジマットなどの保護材を設置箇所に敷いてください。
5. センサー水栓の取り付け:
a. センサー水栓のベースをシンクの取付穴に差し込みます。
b. ベース下部のネジでしっかりと固定し、水栓が安定するように取り付けます。
6. 給水管の接続:
a. モンキーレンチを使って、給湯・給水の配管を水栓の給水口に接続します。
b. 接続部はしっかりと締め付けますが、締めすぎには注意してください。
7. 電源の接続:
a. センサー水栓は電源が必要です。機種により、電源コードまたは電池の接続が必要になります。
b. 製品マニュアルに従い、正しく電源を接続してください。コード類は確実に固定してください。
8. 動作テストと調整:
主水栓を開ける前に、感知範囲や吐水時間などを調整し、動作確認を行います。
9. 主給水を開ける:
すべての取り付けが完了したら、ゆっくりと主バルブを開き、水漏れや異常がないか確認してください。
10. 取付完了の確認:
水栓が正常に作動していることを確認し、すべての接続部がしっかりと固定されているか再確認してください。
最後に水栓表面を清掃し、見た目を整えます。
※ご注意:
本ガイドはあくまでも簡易的な参考情報です。作業前には、必ず製品に付属する取付説明書を熟読してください。
取り付け作業に不安がある場合や不明点がある場合は、専門業者または技術サポートチームにご相談いただくことをおすすめします。
故障診断
■ トラブルシューティング:センサー水栓の不具合に関する対応ガイド
センサー水栓の動作に異常がある、または正しく作動しない場合は、以下の対処方法をご参考ください。
※ これらの内容はあくまで一般的なガイドであり、製品のブランドやモデルによって手順が異なる場合があります。トラブル対応を行う前に、必ず製品マニュアルをご確認ください。
1. 電源を確認する:
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センサー水栓の電源が正しく接続されているか、配線や電池が正常か確認してください。
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電池式の場合、電池が消耗している可能性がありますので、新しい電池に交換してください。
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電源スイッチが正しい位置にあるか確認してください。
2. 感知距離と感度を確認する:
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センサーの感知範囲が物などで遮られていないか確認してください。障害物があると作動しない場合があります。
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製品マニュアルに従って、感知範囲や感度を調整してください。
3. センサー部分の清掃:
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センサー表面に汚れや水垢が付着していると、正常に感知できない場合があります。柔らかい布でやさしく清掃し、センサー部を清潔に保ってください。
4. 水の流れを確認する:
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水栓の止水バルブが完全に開いているか確認し、十分な水圧が供給されていることを確認してください。
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水の出が悪い場合、配管や内部に詰まりがないか確認してください。
5. 配線接続を確認する:
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電源コード式の場合、配線が正しく接続されているか、断線や損傷がないかを点検してください。
6. 再起動を試みる:
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センサー水栓の電源を一度オフにして、数分後に再びオンにしてください。一時的な不具合が解消される場合があります。
7. 製品マニュアルを確認する:
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ご購入のセンサー水栓に付属している取扱説明書を確認し、「トラブルシューティング」の章をご参照ください。
よくある症状とその対処法が記載されています。
8. 専門家に相談する:
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ご自身での対応が難しい場合や、製品に故障の可能性があると感じた場合は、製造元またはアフターサービスセンターにご連絡ください。専門技術者による対応を受けることをおすすめします。
■ まとめ:
センサー水栓が正常に作動しない場合は、製品マニュアルを参照し、メーカーが推奨する手順に従って対処することが最も確実です。特定の不具合への対応に迷った場合は、専門的なサポートを受けるようにしてください。
メンテナンス推奨事項
■ メンテナンス推奨事項:センサー水栓の長期的な安定稼働のために
センサー水栓を長く安定してご使用いただくために、以下のメンテナンス項目を定期的に実施することをおすすめします。
1. 定期的な清掃:
センサー部および水栓表面にホコリ、汚れ、水垢などが付着すると感知不良の原因になります。
柔らかい布と中性洗剤を使用してやさしく清掃してください。
※ 研磨剤入りの洗剤や金属ブラシなど、表面を傷つけるものは使用しないでください。
2. 電源の確認:
電池式の場合は、定期的に電池残量や劣化状況を確認してください。
電源コード式の場合は、コードが確実に接続され、破損がないか確認してください。
3. 水の流れを保つ:
配管に詰まりがあると水流に影響が出ます。
水漏れや詰まりがないか定期的に配管を点検し、必要に応じて清掃・修理を行ってください。
4. シリコンシール材の点検:
水栓の台座部分にシリコンシールで固定している場合、経年劣化やひび割れがないか定期的にご確認ください。必要に応じて交換してください。
5. 感知距離と感度の調整:
使用状況に応じて、感知距離や感度を定期的に調整することで、最適な操作性を維持できます。
6. 衝撃・傷の防止:
センサー水栓に強い衝撃や傷を与えると、外観や内部部品に損傷を与える恐れがあります。設置・使用時にはご注意ください。
7. 定期点検:
水栓の各部品が正常に作動しているかを定期的に確認してください。異常があった場合は速やかに修理または交換を行ってください。
8. 強酸性・強アルカリ性洗剤の使用を避ける:
金属や樹脂を腐食させるおそれのある強酸・強アルカリ性洗剤の使用は避けてください。水栓の表面や内部構造を傷める原因になります。
9. 周囲環境の保護:
水を使用する際には、周囲に水が飛び散らないようご注意ください。機器や家具など周辺環境を清潔に保つための配慮が必要です。
■ まとめ:
センサー水栓の定期的なメンテナンスは、長期間にわたり安定した使用を維持するために重要です。
メーカーが推奨する清掃・点検方法に従って管理することで、製品の機能を最大限に引き出し、美観も保つことができます。
メンテナンスに関する詳細や不明点がある場合は、製品マニュアルをご参照いただくか、製造元または販売店へご相談ください。
修理・点検の返送先住所
台湾 413 台中市霧峰区中正路59号1F 多亮自動水栓企業有限公司 宛
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